トヨタ自動車の実験車で高速道路で自動運転中にハンドルから手を離すドライバー=6日、東京都江東区有明周辺【拡大】
あっけにとられた記者にトヨタの担当者は「車体の前後左右に計11個のレーダーなどを搭載し、ほかの車両や車線を検知して最適な走行をするんです」と説明。その後も基本は法定速度で左車線を走行しつつ、地図情報を基に急カーブ前には減速し、約10分間の体験中に危険を感じることはなかった。「実用化には課題がある」(担当者)というが、高速道路に“両手放し”の運転手があふれる未来は近いと実感した。(会田聡)