三菱UFJフィナンシャル・グループと三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループの3メガバンクが政党への政治献金の再開に向けた検討に入った。経団連が2年連続で加盟企業に献金を呼び掛けていることに応じる。大手行による政治献金が18年ぶりに復活する可能性が出てきた。
政治献金の位置付けについて、全国銀行協会の佐藤康博会長(みずほFG社長)は15日の記者会見で「見返りを求めて行うものではなく、企業の社会貢献の一環として重要性を有している」と述べた。献金再開は会員各行の自主判断に任せる方針も示した。
3メガは1998年以降、不良債権処理のため巨額の公的資金の注入を受けたことを理由に献金を自粛。その後、公的資金完済などのタイミングで献金再開を検討してきたが、法人税を納付していなかったり、「政治とカネ」をめぐる問題が相次いだりしたことから、再開を見送っていた。