野村ホールディングスと大和証券グループ本社は28日、2015年9月中間連結決算を発表した。8月以降の市場混乱の影響を受けたが、4~6月期の好業績に支えられ、ともに増収。最終利益は大和が法人税の支払いが増えて減益となる一方、野村は税金費用の減少で大幅増益だった。
野村HDは純営業収益が前年同期比2.1%増の7606億円。過去のデリバティブ(金融派生商品)取引に絡む訴訟の和解に伴い損失を計上したが、子会社解散で税金費用が減り、最終利益は58.5%増の1153億円と大きく増えた。
大和は純営業収益が10.1%増の2782億円、最終利益は3.2%減の691億円。会見した小松幹太最高財務責任者(CFO)は「足元は8月以降の動きから、まだ十分に回復した状況ではない」と話した。
9月末の預かり資産残高は、株安の影響で6月末に比べ両社とも減少した。