中国人観光客でにぎわう東京・銀座。爆買い効果で運輸各社の業績は好調だった【拡大】
傘下の全日本空輸は今月、羽田-上海線を1日2往復へと拡充したばかりだが、来年2月には3往復への増便を計画している。
新設するのは、早朝に羽田へ着き、羽田から深夜出発する便。「日本に長く滞在でき、すべての国内線と乗り継ぎ可能な観光客向けダイヤ」(平子裕志取締役)として中国人客を呼び込む。
同日に中間決算を発表したJR東日本も訪日客の恩恵を受け、外国人専用の企画乗車券の売上高が前年同期比20億円多い60億円となった。連結売上高は4.8%増の1兆4212億円、最終利益は23.0%増の1673億円。いずれも中間期として過去最高だった。