一方、三菱重工業は売上高が7.0%増の1兆8820億円、最終利益が14.0%増の433億円。ただ、関西電力に納入した火力発電設備のガスタービンの不具合による対策費用などを計上し、営業利益は1.9%減の1159億円だった。
部門別の営業利益ではエネルギー・環境部門が39%減、機械・設備システム部門が24%減と低調だった。一方、交通・輸送部門が民間航空機の部品販売が好調で6.1倍、防衛・宇宙部門も41%増と貢献した。
川崎重工も民間・防衛省向けの航空機部品の販売が好調で、最終利益が47.8%増の268億円だった。海外の化学向けプラントの受注も、寄与した。売上高は11.8%増の7081億円、営業利益が82.4%増の423億円だった。
通期については5社とも増収、最終増益を予想している。4~9月期で最終赤字に転落したIHIは前期比98.2%増の180億円の最終利益を見込む。IHIの望月幹夫常務執行役員は4日に開いた決算会見で「(4~9月期に)リスクを相当織り込んだ」と語った。