一方で、フィンランドのエレベーター関連企業「コネ」などの株式売却で1600億円以上の利益を計上するため、最終損益は400億円程度の黒字となる見込みだ。
東芝は15年4~6月期連結決算でも109億円の営業赤字を計上。スマホのカメラなどに使われる画像センサーの生産ラインをソニーに売却することで基本合意したほか、白色発光ダイオード(LED)からの撤退を決めるなど、一部の半導体事業の構造改革を発表していた。“本丸”とされる白物家電やテレビ、パソコン事業のリストラ策は11月中にもまとめる。
東京株式市場で取引が行われない土曜に決算を発表するのは珍しく、株式に関する情報を平日にチェックする投資家が開示内容を把握せずに週明けの取引を迎える可能性もある。
ただ、5日午前に営業赤字の見通しなど決算の概要が伝わり、東芝株は下落。前日比11円60銭(3.4%)安の331円40銭で取引を終えた。