ファンニーズに沿った市場のシフトが望まれる【拡大】
射幸性の抑制という大儀を背景に、警察庁の指導の下、遊技業界ではさまざまな取り組みが行われている。だが、果たしてこれらは本当にユーザーのために行われているのだろうか。
現在、主流となっているデジタルで当たりを抽選するパチンコでは、スタートにたくさん玉が入るほうが勝率が高くなる。遊びやすさというのなら、ユーザーが当たりを楽しみやすいことも要素の1つに入るだろう。
これまでの警察庁指導による遊技機市場のシフトを見ても、常に「遊びやすさ」がうたわれながら、ユーザー視点が置き去りにされてきた。
それだけに、今回の変化が、ユーザーにとって真にパチンコを楽しむことができる市場へのシフトとなることが願われてならない。