WAKUWAKU JAPANは、アジア最大の衛星事業、有料多チャンネル事業を提供するスカパーJSATが、2014年に日本のコンテンツを海外に紹介する24時間チャンネルとして開局し、インドネシアとミャンマーで放送を始めた。編成やコンテンツの強化、人的ネットワークの拡充、早期の多国展開を推進するため、今年5月に会社化し、クールジャパン機構(海外需要開拓支援機構)が出資している。シンガポールでは7月から放送を始め、3カ国で約320万世帯、推定1430万人以上が楽しむ。20年までに22カ国4100万世帯の視聴を目指す。
「それぞれの国で関心の持ち方が異なり、詳細に現地調査をしなければなりません。日本のドラマを見たことがあるのか、どんなものが見たいのかに始まり、共働きであるのか、家族の人数や収入など、ライフスタイル全体を見ながら、オールジャパンの体制でコンテンツを提供しています。視聴率や現地のリアルな視聴者の声など、反応をビビッドに感じながら編成しています」
インドネシアでは怪奇映画「Jホラー」が人気を集め、スピンアウト企画として日本の夏を象徴するお化け屋敷がジャカルタのショッピングモールに登場。8月下旬の9日間限定ながら16万人が来場し、最大で2時間の行列も。同月には日本のガールズバンド「Silent(サイレント) Siren(サイレン)」がインドネシア大学でライブを行い、満員の会場が声をそろえて日本語で歌うなど、日本に対する強い共感を巻き起こす。