前回、韓国・ソウルのロッテホテルで開かれた日中韓連携知財シンポジウム=2014年5月、写真提供・日本知財学会【拡大】
近年、政治面では厳しい状況が続き、3年ぶりの日中韓首脳会談が開かれたばかりだが、「知財の世界では官民とも交流が継続されてきている」(開催関係者)。その一つが日中韓連携知的財産シンポジウムで、2012年から日本知財学会、中国知識産権研究会、韓国知識財産学会の3団体が中心になり各国持ち回りで実施してきた。日本では12年以来、2回目の開催となる。
一方、「学会主導の議論は制度、政策論が多く、企業からは隔靴掻痒(かっかそうよう)の面がある。もっと企業が知財経営に活用できるような議論も願いたい」(日本の知財経営コンサルタント)との声もある。
今回、主催者に加わった特許庁は「重要なのは日本企業がしっかりとした知財活動を海外でも可能にすることだ」(企画調査課)とし、充実したシンポジウムを目指している。(知財情報&戦略システム 中岡浩)