インターネット詐欺検知状況【拡大】
セキュリティソフト「Internet SagiWall(インターネットサギウォール)」を手がけるBBソフトサービスが10月度のインターネット詐欺リポートを発表、季節イベントに合わせた詐欺サイトの増加について警告している。
インターネット詐欺の総検知数は87万3347件で前月比で0.21%減少した。種類別の構成比は、ワンクリック・不当請求詐欺サイトが70.17% (同3.14ポイント増)、フィッシング詐欺サイトが25.27%(同2.92ポイント減)、マルウエア感染サイトが0.13%(同0.01 ポイント減)などとなっていて、全体の7割を占める「ワンクリック詐欺」が前月より増加している。
10月度はハロウィーンや七五三など季節のイベントに合わせた詐欺サイトが多数検知された。冬はクリスマスや正月などイベントが多い季節。期日までに商品を手に入れたい消費者の焦った心理を狙ってくる卑劣な詐欺サイトが増加している。
URLで判別できない精巧な詐欺サイトも登場し、商品が届かないだけではなく個人情報を盗まれる場合もある。期日に余裕を持って信頼できる販売サイトから購入するなどの注意が必要だ。