11月1日付で日本ミシュランタイヤの社長に就任したポール・ペリニオ氏(44)が24日、都内で記者会見し、「ミシュランガイド」などを通じてブランド認知度を向上させ、市販向けタイヤの販売につなげたい考えを示した。
ペリニオ氏は「(ミシュランガイドは)一つの武器。認知度は高くなっており、いかに(タイヤ)購入につなげていくかが今後の課題だ」と述べた。また、自動車メーカーへの新車用タイヤの供給にも力を入れる。
なお、ミシュランは日本でのタイヤ生産から撤退したが、群馬県太田市の研究開発拠点でスタッドレスタイヤなどの開発を行っている。