環境対応に関しては、同社は「3R活動の推進」「グリーン調達の取り組み」「グループ間のリユース(再利用)」に注力。14年度の遊技機リサイクル率は97.24%に達し、同年度の木材使用量前年度比もマイナス34.6%を達成した。このほか、環境負荷の少ない水系接着剤を100%使用、有価物は10種類以上の仕分けを実施し、産業廃棄物の発生を極限まで抑制。さらにグループ企業間のリユースに向け、開発段階からリユースを想定した設計を推進している。
なお、高性能な設備だけでなく、ハードの価値を最大限に生かすための人づくりにも積極的に取り組み、QCDの最適化に向けハード・ソフト両面からのアプローチに余念がない。ダイバーシティーへの取り組みも積極的で、6月には「埼玉版ウーマノミクスプロジェクト」において、「多様な働き方実践企業」としてゴールド認定を受けた。
■クライアント目線に立った「提案営業」推進
営業本部では、社員が方針に沿った取り組みを自己で考え、行動することにより組織として結束力を高めることを目的に、毎年「本部方針」を掲げている。また、私自身では「営業は会社における最前線での活動かつ会社を支える重要な集団」だと捉えている。
営業活動を行うにあたり心掛けていることは「提案営業」の実践。常にクライアント目線に立ち、単なる販売活動だけではなく、クライアントの課題解決や、いま必要なものを提案させていただく。弊社では、市場環境、ユーザー動向などマーケティングリサーチにも力を入れ、課題解決型提案営業を推進している。