大手百貨店4社が1日発表した11月の既存店売上高(速報値)は、三越伊勢丹ホールディングスを除く3社が前年同月比マイナスとなった。土曜日が前年よりも1日少なかったことに加え、気温が例年よりも高く推移したことで冬物衣料の販売が落ち込んだことが響いた。一方、中国人を中心とした訪日外国人の消費は引き続き好調だった。
三越伊勢丹ホールディングスは前年同月比横ばいだった。訪日外国人への売り上げは約1・6倍と伸びた。
J.フロントリテイリングは前年同月比2・3%減と今年3月以来、8カ月ぶりのマイナスとなった。宝飾品や化粧品の販売が好調だったものの、気温が高かったことでコートやブーツなどの動きが鈍かったことが響いた。
高島屋は冬物衣料の苦戦などにより1・4%減となった。マイナスは8カ月ぶり。ただ、「気温が低下した11月下旬以降、冬物衣料に動きが出ている」という。
そごう・西武もコートなどの冬物衣料の落ち込みなどで3・0%減だった。