早川非常口の周辺では、20年に始まったボーリング調査(約2キロ)が終わっており、これを斜坑として活用。28年3月に掘削工事に入る。本坑の掘削開始は来年秋ごろの見通し。
広河原非常口では来年3月、ボーリング調査を始める計画だ。
山梨工区で、東京ドーム約1・8個分にあたる計230万立方メートルの残土が発生する見込み。1日の工事車両通行量は、ピークとなる約5年後、最大で465台(片道)に達するという。
16日には甲府市内でJR東海や県警、建設会社などの代表が集まり、工事への暴力団の介入を排除することを申し合わせた。