記者会見を終え、握手するキヤノンの御手洗冨士夫会長兼社長最高経営責任者(左)と真栄田雅也専務=27日午後、東京都千代田区【拡大】
キヤノンは27日、真栄田雅也(63)専務が3月下旬に社長兼最高執行責任者(COO)に昇格すると発表した。会長兼社長兼最高経営責任者(CEO)の御手洗冨士夫(80)は会長兼CEOとしてグループ全体の経営指揮に専念する。真栄田氏は事業全体を統括する。社長の若返りを図り、平成32年12月期までの5カ年の新中期経営計画を推進する。
真栄田氏は主力事業のカメラ畑を歩み、19年にイメージコミュニケーション事業本部長に就任。デジタル化を指揮し、トップシェアを獲得するなど同社のカメラ事業に貢献してきた。今後は新規事業の創出など多角化にも注力する。
御手洗氏は7年に社長に就任。不採算のパソコン事業から撤退する一方、デジタルカメラに注力し、国際優良企業に育て上げた。18年に会長。18年から22年まで日本経団連(現経団連)会長も務めた。12年3月から現職。
真栄田雅也氏(まえだ・まさや)昭和50年九大工卒、キヤノン入社。19年取締役、22年常務。26年から現職。宮崎県出身。