タカタは2日、欠陥エアバッグの大規模リコール(回収・無償修理)問題をめぐり、製品の欠陥を見つけて改善する品質確保の仕組みを欠いていたとする報告書を公表した。品質確保に向けた経営陣の関与が不十分と指摘し「企業文化の変革が必要」としている。
外部の有識者などを招いて設けた品質保証委員会(委員長・スキナー元米運輸長官)がまとめた。リコール問題そのものや、タカタの後手に回った対応については言及しなかった。
報告書は、エアバッグを膨らませるためのガスの注入工程の大部分が機械化されておらず、品質にばらつきが出たと指摘。エアバッグを車に搭載した後は自動車メーカーに品質管理を任せ、タカタとして担当者を置かなかったことも問題視した。
経営陣には製造工程だけでなく、設計から製品の管理まで「品質への関与を強める必要がある」と要求している。(ニューヨーク 共同)