東芝社長「16年度のV字回復が責務」

2016.2.5 05:00

記者会見で厳しい表情を見せる東芝の室町正志社長=4日午後、東京都港区の本社

記者会見で厳しい表情を見せる東芝の室町正志社長=4日午後、東京都港区の本社【拡大】

 東芝の室町正志社長の記者会見での一問一答は次の通り。

 「大変遺憾だが(2016年3月期連結決算の)業績予想を下方修正した。公表から1カ月余りで大きな修正となり、深くおわび申し上げる。構造改革費用の積み増しなどが大きな要因だ」

 --会社の置かれた状況をどう受け止めるか

 「大変厳しい状況で、経営者として大きな責任を感じている。16年度にV字回復させるのが、私の最大の責務だ」

 --米原発子会社の価値を引き下げる「減損処理」の可能性は

 「年に1回の『減損テスト』では、減損をすべき兆候がなかった。しかし、市場環境に従ってテストは適時適切に行う。年度内にもう一度テストを行う可能性もある」

 --資本増強のため、資産売却をさらに進めるのか

 「資本増強に役立つ売却は(入札手続き中の子会社)東芝メディカルシステムズが唯一と言っていい。高く評価していただける会社と、早く契約を結びたい」

 --白物家電とパソコン事業を他社と統合する見通しは

 「少なくとも2月末までには、何らかの方向性を公表できるようにしたい。(シャープとの交渉が)成立しない場合は(白物家電事業は)海外メーカーへの売却も選択肢だ。パソコン事業は海外勢の可能性は少ない」

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