旭化成の浅野敏雄社長(63)が、子会社の旭化成建材によるくい打ちデータ改竄問題を受けて退任する意向であることが7日、明らかになった。後任には小堀秀毅専務(61)が浮上している。住宅販売が落ち込むなど影響が広がる中、4月からの新中期経営計画の始動に合わせて経営体制を刷新し、消費者や取引先の信頼回復に努める。
浅野社長は医薬品などのヘルスケア部門出身で、平成26年4月に社長となったが、在任2年で交代することになる。
一連の問題をめぐっては、旭化成建材が過去10年に手がけたマンションなどのくい工事3052件のうち、360件でデータ改竄が判明している。旭化成は週内にも原因や再発防止策を中間報告としてまとめる方針だ。