8日からの春節(旧正月)を前に、東京・銀座の街は7日、連休を利用して中国や台湾などから来日し、家電製品などを「爆買い」する観光客でごった返した。大型のキャリーバッグや、紙袋を手に歩く人、スマートフォンで記念撮影する人…。高級ブランド店も混雑し、店員は「客足はいつもの2割増し」とほくほく顔だった。
中国から親族計30人で来日したという男性(43)は「買い物の予算は1人3万円。娘にランドセルや電子ピアノを買った」とご満悦。今回の観光では金閣寺が特に印象に残ったという。
別の中国人男性(41)は、4日から約1週間の日程で来日。日本製の腕時計を購入したといい「すしやラーメンもおいしい。息子も日本を楽しんでいる」と笑顔で話した。