石油元売り大手3社の平成27年4~12月期の連結決算が、9日出そろった。原油安に伴う在庫の評価損が膨らみ、JXホールディングス(HD)をはじめ全社が最終赤字を余儀なくされた。石油開発事業の減損損失も足を引っ張った。28年3月期も全社が業績予想を下方修正し、2期連続で最終赤字の見通しだ。
9日に決算を発表したコスモエネルギーHDは、27年4~12月期の在庫評価損が411億円だった。
28年3月期は、各社が原油価格の想定を1バレル=5~10ドル引き下げた。このため在庫評価損が拡大し、JXHDが3300億円、出光興産が130億円、コスモHDが270億円の最終赤字をそれぞれ見込む。