缶コーヒー発売から40年を迎えたダイドードリンコが、新たなファン獲得に力を入れようとしている。コンビニの入れたてコーヒーとの競争が激化する中、創業とともに生まれた「ダイドーブレンド」の無香料とこだわりの味をアピールし、巻き返しを図る。
大阪市内の自動販売機でダイドーブレンドを購入した自営業、花田亮一さん(38)は、約20年前からの愛飲家だ。「最も味に深みがある。いろいろな缶コーヒーを試すけど、結局これに落ち着く」と話していた。
ダイドーブレンドは、昭和50年11月から販売。一貫して香料を使わないブランドは珍しく、累計100億本以上を売り上げている。
開発に長年携わってきた中川誠常務は「当初はノウハウがなく手探りで、毎日バケツ一杯試飲した」と苦労を明かす。
豆の配合を同じにしても、工場ごとに味が異なってしまう。焙煎の度合いや抽出の温度などを工場ごとに変えるなど、試行錯誤を重ねたという。