■マイナス金利で経営環境悪化
りそな銀行の労働組合は25日、2016年春闘で基本給の底上げとなる0.5%のベースアップ(ベア)を経営側に求める執行部案を固めた。
ベア要求は2年連続。日銀のマイナス金利政策で銀行は収益悪化が見込まれており、大手行労組でベア要求の動きが表面化するのは初となる。
りそな労組は昨年、業績の改善を受けて18年ぶりに経営側にベアを要求し、実質的に1%以上のベアが実現した。今春闘も生活水準の向上が引き続き必要だとし、ベア要求の方針を固めたとみられる。執行部は組合員の意見を集約し、3月下旬に経営側へ要求する。
大手行では、三井住友銀行とみずほフィナンシャルグループの労組が今春闘のベア要求を見送る方針を固めている。三菱東京UFJ銀行の労組は近く執行部案をまとめる見通しで、大手行にベア見送りが広がるか注目される。