スズキ、６車種１６１万台リコール

　スズキは３日、減速時にエンジンが止まってしまう恐れがあるとして、軽乗用車「ワゴンＲ」など６車種、計１６１万６１２５台（２００８年１月～１５年５月生産）のリコール（回収・無償修理）を国土交通省に届けた。１回のリコール台数としては過去３番目の規模。国交省によると、エアコンのコンプレッサーが潤滑油不足のため焼き付いて停止し、ベルトでつながっているエンジンが影響を受け、減速した際にエンストする可能性がある。１１年１２月以降に２４５件のトラブルが報告されたが、事故の報告はない。