【Sakeから観光立国】震災の風評被害払拭目指し台湾でイベント (1/2ページ)

2016.3.4 05:00

「ExploreREALJAPAN」で乾杯する、交流協会台北事務所の沼田幹夫代表(左から4人目)ら

「ExploreREALJAPAN」で乾杯する、交流協会台北事務所の沼田幹夫代表(左から4人目)ら【拡大】

 □平出淑恵(酒サムライコーディネーター)

 日本の対台湾窓口機関である交流協会は、東日本大震災後の風評被害払拭を目的に2月26~28日、台湾・台北市の華山文創園区で、PRイベント「Explore REAL JAPAN」を開催した。

 外務省は地方を重要な外交パートナーと位置づけ、2006年に地方連携室を立ち上げた。(1)地方の魅力を世界に発信する場を提供する(2)地方の国際的取組を支援する(3)地方の国際交流、情報交換の場を提供する-という3つの柱を掲げ、地方の情報発信や海外交流を強化している。今回のイベントも、その一環として開かれた。

 26日のレセプションは、政財界の要人、メディア、有識者らを招待し、交流協会台北事務所の沼田幹夫代表から、東日本大震災での台湾の人たちによる被災地への支援に対して感謝のスピーチで幕を開けた。

 乾杯の後、岩手、宮城、福島、千葉、愛媛の各県をはじめイベントに出展した自治体から各地のプレゼンテーションがあり、和やかな交流の場となった。

 27、28の両日は、台湾の一般市民を対象に、参加各県の魅力をアピール。食や観光を写真・映像を用いて紹介したり、福島県の民芸品「おきあがりこぼし」の絵付け体験ができるワークショップや、女性民謡ボーカリストとドラムによる新感覚ステージパフォーマンスなども行われ、「旬な日本」の体感を提供した。

 筆者も日本酒プレゼンテーションで、インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)2015の最高賞「チャンピオン・サケ」に輝いた福島のほまれ酒造(福島県喜多方市)や、普通酒部門最高賞のトロフィーを獲得した夢心酒造(同)など、福島県の蔵元たちの“頑張り”を伝えた。

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