九州新幹線長崎ルート暫定開業のイメージ【拡大】
一方、佐賀県は博多までの距離が短く、時間短縮効果が少ないため「地元では、車両がそろうまで開業を遅らせるべきだとの意見もあった」(県関係者)。
しかし山口祥義知事は沿線開発の進展も念頭に、追加負担がなく在来線の本数維持などを条件に協議のテーブルに着く意向を与党に伝え、歩み寄りを見せている。
【用語解説】九州新幹線長崎ルート
整備新幹線の一つで、博多―長崎を1時間20分で結ぶ計画。総事業費は5千億円。博多―新鳥栖をフル規格(線路幅1435ミリ)で営業中の鹿児島ルートと共用し、新鳥栖―武雄温泉は在来線(1067ミリ)、武雄温泉―長崎はフル規格の新幹線を走る。このため、線路上の軌間変換装置を通過することで車輪の間隔を変え、線路幅の異なる区間を走れるフリーゲージトレインを導入する。