事業を通じて障害者自立支援と高齢者雇用支援にも取り組む【拡大】
同協会における2015年度(1~12月)の事業状況は、パチンコホール経営の低迷や新台出荷台数の減少という厳しい環境が続く中、廃棄遊技機の回収実績はパチンコが21万2632台(前年比2万959台増)、パチスロが6万6948台(同769台減)と、堅調に推移。16年度の事業計画では、システムのさらなる利用を促すべく、引き続き参加組合の増加に向けた呼び掛けを行っていくことを決議した。
あいさつで小田代表理事は、先般メーカー組合から発表された遊技機の回収撤去リストについて触れ、「パチンコホールが処理に困らないよう、われわれとしてはしっかりとした廃棄処理を行っていく。そのためにも指定業者への説明を適切に行い、回収を進めていきたい」とコメント。不法投棄問題に端を発した協会の設立経緯を踏まえ、利用価値のなくなった遊技機が行き場をなくした末に違法な廃棄へとつながらぬよう、気を引き締めて対応に当たる姿勢を示した。
当日は任期満了に伴う役員の改選を実施。理事は全員留任の上、代表理事も小田氏を再任した。