【広報エキスパート】セブン&アイHD 人ごとと捉えず自分目線で (2/2ページ)

2016.3.18 05:00

 --広報センターの日々のマスコミ対応は

 当社のほかセブン-イレブン・ジャパン、イトーヨーカ堂、そごう・西武の広報活動に加えグループ各社もサポートしています。電話による問い合わせは1日約100件、取材対応は年間約1500件、記者会見は約70件、ニュースリリース作成件数は約380件、記者懇親会は約100回です。総勢13人で対応しており、広報としての力は短期間で養われているように感じます。部員は2、3年で他部門への異動が通常で、培った広報マインドや経験が他部門で、大きく生かされていると思います。

 --広報パーソンを育てるコツは

 常に言っていることは「日々発生するどんなニュースも身近な事象に結び付けて捉える」習慣化です。「世界のどこかで火災や事件が発生」というニュースが流れたら、真っ先に「うちの社員は該当しているか、店舗被害は大丈夫か」と。また他社の情報漏洩(ろうえい)が話題となれば「当方の実情、セキュリティー施策、今後の課題」を瞬時に思い浮かべるなど、全ての事象を人ごとと捉えず、わがことに置き換えて物事をみるという頭に切り替えてほしい。このような視点でのメディアからの取材は多々あり、広報パーソンは柔軟な対応が必要です。そして社外ネットワークを十二分に活用して、常に「新しい」情報収集に取り組んでほしい。一度、接点を持った後のフォローが重要です。(エフシージー総合研究所 山本ヒロ子)

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【プロフィル】山口公義

 やまぐち・きみよし 1981年早大法卒、西武百貨店入社。2000年広報室広報課長。02年そごう出向、転籍。03年ミレニアムリテイリング出向。10年そごう・西武広報室長。11年から現職。

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