【インタビュー】三井住友信託銀行 住宅ローン金利、戦略的に引き下げ (1/2ページ)

2016.3.18 05:00

 □三井住友信託銀行 ローン業務推進部企画チーム長・野田典志さん(42)

 --10年固定型の住宅ローン金利(最優遇金利)は2月が0.7%、3月も日銀のマイナス金利政策の影響で0.5%と大手銀行の中で最も低い

 「2月の借り換えの申込件数は前月比4倍、新規も前年を上回るペース。3月も増えている。3月は30年固定型も1.15%と低く、全借入期間で魅力的な金利を提案している」

 --3月の10年固定型ローン金利は変動金利(最優遇0.6%)を初めて下回った

 「顧客に知ってもらうきっかけづくりとして、戦略的に金利を引き下げている。当社は信託銀行なので知名度は低いが、住宅ローンから取引を始めてもらえればありがたい。当社の店舗は他の大手行や地方銀行に比べて少なく、人員も限られているので経費は抑制されている。このため住宅ローンの採算性は確保できている」

 --10年固定型ローンの下げ幅が大きくなったのは、変動金利の引き下げが困難になってきたためか

 「あまりそういう考えはない。10年固定型の金利を下げたのは、市場の長期金利が大きく下がったためだ。不動産価格も高騰しているが、顧客ニーズが盛り上がる起爆剤になれば。当社の強みである資産運用にもつなげたい」

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