パナソニックは29日、9インチの大型ディスプレーが運転席側に飛び出した形のカーナビ新製品「ストラーダ CN-F1D」を6月上旬に発売すると発表した。専用パネルを使用せずに幅広い車種に装着でき、ブルーレイディスクプレーヤーも搭載している。
従来製品では、本体部分は車に埋め込めても、7インチを超える大画面カーナビが装着できるのは一部の車種に限られ、車種別の専用パネルが必要だった。
F1Dは本体からディスプレーが飛び出しており、ミニバンから軽自動車まで約140車種に取り付け可能。
ディスプレーが運転席に近付くため、地図や映像などが見やすく、手元での操作もしやすい。想定価格は17万円程度。専用パネルを別に購入する必要がある他社の大画面カーナビと比べると割安という。
カーナビの販売は新車販売台数に影響される傾向が強く、市場は低迷している。そのうえ、ナビゲーションアプリを搭載するスマートフォンの普及などで競争も激しい。ただ、大画面カーナビなど付加価値のある高価格帯の商品の販売は堅調で、パナソニックは他社にない新製品を投入し、需要を取り込む考えだ。