人工知能(AI)は、ヘルスケアのサービスモデルを変革し、業界における活躍が飛躍的に拡大することが予想される。
調査会社のフロスト&サリバンによると、ヘルスケア業界向けAIシステムの世界市場は、2015年の8億1110万ドルから21年は66億6220万ドル(約7420億3600万円)に増加すると予測。医療画像の診断プロセスの改善や、医師による人的ミスの削減、必要な治療の事前予測などのほか、業務改善、医療コストの削減などの効果が見込まれる。
25年までには、AIは公衆衛生の管理や患者からの質問の対応を医療従事者に代わって行うなどヘルスケアサービスのあらゆる分野で活用されることが予想される。
同社の産業アナリスト、ハルプリート・シン・ブッタール氏は「AIは、病気の診断や治療に対する従来の概念を大きく変化させるだろう。臨床医の専門知識の補強や、医療の提供における過失や人的エラーを最小限に減らすことができるだろう」と述べている。