
グーグルが公開した自動運転車の試作車(グーグル提供・共同)【拡大】
2020年の実用化を目指す自動運転車。公道実験のガイドライン(指針)案もまとまったが課題も少なくない。技術開発や法整備が急がれる。
自動運転車は車体に取り付けたカメラやセンサーで周囲の車や白線の位置を把握して走行する。最終目標は人が全く運転に関わらない「完全自動運転」だが、現段階では急に障害物が現れた時にとっさの判断で危険を回避するため、ドライバーの存在が欠かせない。
事故時の責任の所在も大きな問題。警察庁が自動車メーカーや研究機関などを対象に実施したヒアリングでは、「完全自動運転」のレベル4になればシステムの責任とする意見が多かったもののまとまらず、今後の検討課題となっている。
ハッキング対策も深刻だ。サイバー攻撃で操縦が乗っ取られれば、猛スピードのまま人混みに突っ込む恐れもある。早急なセキュリティー対策も求められている。