新製品発表会にのぞむ東芝メディカルシステムズの瀧口登志夫社長=7日、東京都千代田区【拡大】
キヤノンは眼底カメラやX線デジタル撮影装置などを手がけ、医療部門の売上高は数百億円程度とみられている。製品のシナジー効果について瀧口社長は「それほどない」と慎重な見方を示しており、画像診断装置のシェア拡大につなげるには時間がかかるとの指摘がある。
一方で、キヤノンは高い光学技術を持っており、東芝メディカルの技術とうまく組み合わせれば、新たな画像診断装置を生み出す可能性はある。
現在、キヤノンは買収に向けて独占禁止法の審査を受けているが、瀧口社長は「特段の問題がなければ、審査期間は数カ月とみており、夏前にも両社で協議が行える態勢が整う」と早期の審査クリアに楽観的な見方を示している。