日本百貨店協会が19日発表した3月の全国百貨店売上高は、既存店ベースで前年同月比2.9%減と2カ月ぶりに前年水準を下回った。株安で富裕層を中心に、消費者心理が冷え込んだ影響を受けた。春物の衣料品の売れ行きも鈍かった。訪日外国人旅行者向けの免税売上高は、13.2%増と堅調に推移した。ただ高額品のまとめ買いなどが減る傾向にあるといい、1人当たりの購買額は、13.6%減となった。商品別では衣料品が6.7%減、食料品は0.4%減。地域別では、東京や大阪など主要10都市で1.7%減となり、2カ月ぶりにマイナスに転じた。