【私の仕事】ランドネクサス・田嶋達也氏 老人ホームでリハビリ支援

2016.4.29 05:00

「リハビリは自分で食事をしたり、トイレに行ったりできるようになるまで続け、それから少しずつ難易度を上げていく」と話す田嶋達也氏

「リハビリは自分で食事をしたり、トイレに行ったりできるようになるまで続け、それから少しずつ難易度を上げていく」と話す田嶋達也氏【拡大】

 ランドネクサス(横浜市西区)が運営する老人ホーム「ネクサスコート本郷」(東京都文京区)で、高齢者のリハビリを支援する理学療法士として働いている。

 60~90代までの約100人が入居している。弱った体の機能回復を目的に、ほぼ全員が週1日はリハビリを行っており、毎日約15人につきそう。

 病気やけがによって自力で椅子から立ち上がれない人には最初、両手を支えて立つ練習をくり返す。また歩くとふらついたり転んだりする人には、小さな車輪がある歩行器を押して歩いてもらう。「リハビリを続けると多くの人が一人で立ったり、歩いたりできるようになる」

 物忘れが多くなり、話がなかなか理解できない高齢者にも、身ぶりや手ぶりでリハビリの手順を伝える。理学療法では体全体の筋肉の種類や働きを覚える必要がある。ホームの入居者がどこが悪いのか、早く発見するためだ。「腰が痛いと言われて、すぐ膝に原因があると分かったこともある」

 リハビリは目標があると、回復が早まることが少なくない。「例えば『面会に来たお孫さんと外で食事ができたらいいですね』などと話しかけて、やる気を出してもらう」。ケースバイケースで工夫している。

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【プロフィル】田嶋達也

 たじま・たつや 小学校2年生で心臓病の手術を受け、リハビリで回復した経験を持つ。帝京平成大学でリハビリを学び、2009年に理学療法士の資格を取得。別の施設を経て、13年、ランドネクサスに入社。30歳。埼玉県出身。

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