サンマルクカフェで提供されるパスタ=大阪市【拡大】
パンやコーヒーの外食チェーン「サンマルクカフェ」などを展開するサンマルクホールディングス(HD、岡山市)が、パスタを提供するカフェを増やしている。品ぞろえを強化し、コンビニの「入れたてコーヒー」に奪われがちな顧客を呼び戻すのが狙い。
パスタの提供は平成25年に開始。新規出店や改装に合わせ、メニューに入れている。全国のサンマルクカフェ約400店のうち、30店ほどにパスタがある。手応えを見ながら今後も増やす。
サンマルクカフェはこれまで、コーヒーや紅茶のほか、クロワッサンやサンドイッチなどの軽食が主力だった。ボリュームのあるパスタを加えて客層を広げる。
500円以上と単価が高めの商品を増やす狙いもあり、パスタのある店は売り上げが以前より1~2割程度伸びているという。担当者は「反応は上々。ランチの需要を取り込みたい」と話す。
サンマルクHDは、カフェの他にパスタ専門店「鎌倉パスタ」も手掛けており、グループ内で調理法を共有しやすい利点もある。
カフェ業界は、セブン-イレブンやローソンなどコンビニ店がカウンター脇で提供するコーヒーに押され、競争が厳しくなっている。