JR旅客6社が9日まとめたゴールデンウイーク期間(4月28日~5月8日)の利用実績によると、主要線区の利用者は前年同期並みの1141万6000人だった。3月に開業した北海道新幹線が好調だった一方、九州新幹線は熊本地震の影響で利用者が減った。北海道新幹線の利用者は前年の在来線特急・急行と比較すると約1.9倍となり、直通する東北新幹線も増えた。北陸新幹線はJR東日本の区間で1%増、JR西日本の区間で4%減だったが、昨年が特に好調だったため両社とも「引き続き、利用者は多い」と説明している。九州新幹線は地震の影響で本数を減らして運転したため、博多-熊本で18%減。東海道、山陽両新幹線はいずれも1%増だった。