みずほ銀行は16日、東京・丸の内に最新のITを活用した金融サービス「フィンテック」を提供する次世代型店舗をオープンした。マイナス金利政策の導入で、個人の資産運用ニーズが高まる中、ロボットや人工知能(AI)を駆使してコンサルティング力を強化する方針だ。
店舗内には、宝くじについて何でも教えてくれるソフトバンクの人型ロボット「Pepper(ペッパー)」を設置。このほか、資産運用を支援してくれるタブレット端末や、テレビ会議システムを通して証券取引ができる個室も設けた。同日の開店式典で、林信秀頭取は報道陣に対し「みずほの未来を切り開く店舗だ」とPRした。
八重洲口支店の移転に伴い、リニューアルオープンした。訪日外国人客の来店も想定し、海外で発行されたカードに対応する現金自動預払機(ATM)も設置した。