--海外事業については
「海外売上高比率は、2018年までに(現在の約13%から)最低でも20%程度に引き上げる。欧州の老舗ビールメーカーなど買収先4社は統合効果を発揮し、各社のブランドを強くして、販売エリアも拡大する。その上で将来的に、スーパードライを欧州の買収先を通じて販売する可能性もある」
--7年ぶりにビールの新商品を出した
「開発に約2年かけた『アサヒ ザ・ドリーム』は、世界的なビール審査会で銀賞を受賞した。小売店のスペースは限られている。強いブランドは収益率も高い。糖質50%オフができても、うまいビールはなかなかできない。技術陣の腕の見せどころだった」
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【プロフィル】小路明善
こうじ・あきよし 青山学院大法卒。1975年アサヒビール入社。アサヒ飲料専務取締役、アサヒビール社長などを経て、2016年3月から現職。長野県出身。