国土交通省は27日、タカタ製エアバッグのリコール(回収・無償修理)範囲を拡大した結果、新たに約700万台が対象になると発表した。国内の累計リコール台数は延べ約1960万台になる。国交省は2018年度末までに自動車メーカー各社がリコールを届け出るとの見通しを示したが、可能な限り前倒しするよう求めた。
国交省は700万台に加え、これまでに乾燥剤を用いていないタカタ製エアバッグを使用し、リコール対応を終えた車に関しても、19年度末までに再度リコールを届けるよう求めている。
米道路交通安全局(NHTSA)は今月4日、エアバッグを膨らませるガス発生装置に乾燥剤を用いていないエアバッグの全てをリコールの対象にすると発表。世界のリコール対象は延べ1億台に達するとみられる。タカタと自動車メーカーが負担する全体のリコール費用の規模は1兆円に上るとされる。