自動車主要8社が30日発表した4月の国内生産台数は前年同月比9・3%減の60万6208台となり、2カ月ぶりにマイナスとなった。熊本地震の影響で、最大手のトヨタ自動車の生産が落ち込んだことが響いた。
国内生産は8社中6社で減った。地震の影響でトヨタは18・8%減、ダイハツ工業も11・7%減だった。燃費データ不正問題で、日産自動車向けも含め軽4車種の生産を中止した三菱自動車は16・7%減。軽自動車が主力のスズキは軽自動車税の引き上げが尾を引き18・5%減だった。
輸出は8社合計で1・5%減の34万4713台。日産が北米向けスポーツタイプ多目的車(SUV)「ローグ セレクト」の生産終了で17・1%減った。一方、ホンダは欧米向けの「フィット」(欧州名ジャズ)の生産を海外から国内に切り替えたため約7・7倍に伸びた。マツダも欧州向けなどが好調で18・6%増だった。
海外生産は5・0%増の計154万2570台。