南米などではバイオ燃料が給油所で補給できるため入手しやすい。国内では流通していないが、水素ステーションのようなインフラ整備が不要で「普及の可能性はある」(日産)。
また、白金など触媒が不要な高効率の燃料電池システムを使用する方針。1回の燃料補給で600キロ以上走ることができるうえ、触媒や高圧の水素タンクなど高価格な部品を省く設計にして「32年にはEVに近い価格まで引き下げられる」(坂本氏)。
高効率の燃料電池システムは高温で作動するため、部品の耐久性などの課題がある。日産は大学などと連携して対策を検討し、市販を実現する考えだ。