地方創生推進へ 東海・北陸の地銀6行も共闘

2016.6.14 05:00

 北国銀行(金沢市)や十六銀行(岐阜市)など東海・北陸の地方銀行6行は13日、地域の観光振興を後押しする取り組みで連携協定を結んだ。地銀の情報網を活用し、各地の特産を取り入れた独自のツアーを企画していく方針だ。

 ほかの4行は富山第一銀行(富山市)、福井銀行(福井市)、名古屋銀行(名古屋市)、百五銀行(津市)。

 愛知、岐阜、石川各県の航空機関連の工場を見学するツアーや、地場の陶磁器の産地を巡るツアーなどを既に検討しており、旅行代理店に提案するという。

 十六銀の村瀬幸雄頭取は名古屋市内で記者会見し、5月に三重県で主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)が開かれたことで「これからがサミットの効果を地域に波及させる絶好の機会だ」と指摘した。

 これまでに東海地域の3行と北陸地域の3行はそれぞれ、取引先を引き合わせる商談会を共同で開催していた。北陸に隣接する岐阜県の十六銀が中心となって連携の拡大を進め、今回の協定締結に至ったという。

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