世界銀行は13日、2015年に新興国や途上国のインフラ整備に充てられた民間資金は1116億ドル(約11兆8500億円)だったと発表した。前年とほぼ同じだったが、過去5年の平均と比べると10%少ない水準だった。先進国の金融緩和政策によって新興国や途上国に向かっていた投資マネーが、追加利上げを模索する米国に逆流しやすくなっていることもあり、16年以降、新興国や途上国のインフラ整備に投じられる民間資金が減る可能性もありそうだ。世銀によると、過去5年の平均と比べ、太陽光発電への投資は増えた。一方で中国やブラジルなどでの投資減少が、全体水準を押し下げた。(ワシントン 共同)