伊藤忠商事は22日、資本業務提携する中国の国有複合企業、中国中信集団(CITIC)の傘下にある企業と石油・ガスの資源開発で協業する覚書を結んだと発表した。
原油価格は当面上値が重い状況が続くとみられ、資源会社の資産入れ替えで優良物件がでやすい状況と判断した。CITICの資源開発子会社CITICリソーシズと検討チームを立ち上げ、生産中の優良な石油・ガスの権益を共同で買収する可能性を探る。
CITICは、中国政府が後押しする現代版シルクロード「一帯一路」に沿い資源開発やインフラ投資を支援する方針を掲げている。
伊藤忠はCITICと組み、同分野への参画も検討している。伊藤忠はCITICとはアパレル大手への出資やネット通販、人材育成を実施してきたが、資源開発など大型プロジェクトへの取り組みも進める。
CITICリソーシズはカザフスタンや中国、インドネシアで石油・ガス田を保有している。