遊技機搬送においても健全化に向けた厳格なルールを制定【拡大】
一方、連合会案件の報告として、セキュリティー要綱を一部改正し、相互監視による違反者を出さないための情報提供責務が新たに加えられたことや、綱紀に関する規則では、違反事項を項目別に採点式とし、加算点数を別表の処分基準に従い、処罰を科すよう一部が改正された旨の説明があった。
総会終了後の懇親会には、遊技業界関連組合・団体の幹部らが臨席。警察庁からは警察庁生活安全局保安課の東徹係長が来場し、小柳誠二課長のあいさつを代読した。
その中で、遊技機の不正事犯については「遊技機の運送中に不正部品が取り付けられる事犯が発生したことから、運送中におけるセキュリティーの確保は喫緊の課題である」と指摘。今般、地区ごとの遊技機運送サービスの事業組合が連合会を結成したことは、大変心強く思っているとの認識を示した。さらに「遊技機流通の健全化はぱちんこ営業の健全化の根幹を成すもの」と強調。「流通業務の在り方次第で、その成否は大きく左右される」と責任の重さを示すとともに、今後の活動に期待を寄せた。