
6月24日、ロンドン東部でデモに参加する女性。英国がEUを離脱すれば欧州統一特許はどうなるのか(共同)【拡大】
この理由について「英国は金融やサービス産業の国であり、EUにおいて産業、特に知財が関係する製造業分野での存在感は大きくなく、イタリアやスペイン、オランダの方が存在感がある。今回の離脱問題で英国の存在感はさらに下がるが、英国民が“純粋な英国”でいたいということなら、それは仕方がない」と説明した。ただ、サービス産業に関係が深い商標出願登録などの面では、既に機能している欧州連合商標(EUTM)制度から英国が外れると、EUとは別の対応が求められる。
都内の国際知財コンサルタントは、「日本企業は、今後も単一特許制度の動向を注視しながら冷静に対応し、英国のEU離脱問題に翻弄されてはいけない」と呼びかけている。(知財情報&戦略システム 中岡浩)