静岡県内で昨年10月、日産自動車の車が追突事故を起こした際、タカタ製エアバッグが異常破裂し負傷したのはリコールの対応に不備があったためとして、業務上過失致傷の疑いでタカタと日産の担当者を静岡県警に告訴した神奈川県の60代女性が、タカタの担当者への告訴を取り下げたことが6日、捜査関係者への取材で分かった。捜査関係者によるとタカタ側と示談が成立したためとみられる。日産側への告訴は取り下げていないとみられるが、日産の広報担当は「女性とは面談するなどして誠実に対応している」としている。
県警によると、異常破裂は昨年10月28日午後、同県伊東市で日産のスポーツ用多目的車(SUV)「エクストレイル」がトラックに追突後、ガードレールにも衝突。助手席用エアバッグが異常破裂し、女性が頬や左腕にけがを負った。