ホールオーナーは「今後どれだけ売り上げ・利益が変動しそうなのか」「月間の利益はいくらあれば耐えうるのか」など、諦める前に具体的なシミュレーションを試み、その上で、今後の動きを見極めるべきだと思われる。「これまでとは違う環境」を悲観したところで状況は何も変わらない。業界に残るにせよ、撤退を決めるにせよ、前向きに現状と向き合い、対処していかなければ、企業としての生き残りは見えてこない。
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【プロフィル】木村和史
きむら・かずし 1970年生まれ。同志社大学経済学部卒。大手シンクタンク勤務時代に遊技業界の調査やコンサルティング、書籍編集に携わる。現在は独立し、雑誌「シークエンス」の取締役を務める傍ら、アジア情勢のリポート執筆などを手掛ける。