鹿児島の脱原発知事当選 電事連「地元説明に努力」

2016.7.16 05:00

記者会見する電気事業連合会の勝野哲会長=15日午後、東京都千代田区
記者会見する電気事業連合会の勝野哲会長=15日午後、東京都千代田区【拡大】

 電気事業連合会の勝野哲会長(中部電力社長)は15日の記者会見で、九州電力川内原発がある鹿児島県の知事選で「脱原発」を掲げる三反園訓氏が当選したことをめぐり、電力業界として原発の稼働継続や再稼働の進展に向けて、地元への説明を尽くすと強調した。「社会の理解を得られるように努力する」と述べた。

 川内原発は全国で唯一稼働中の原発だが、三反園氏は一時停止を要請する方針だ。勝野会長は「原発の安全性を向上させ、信頼回復に努める」と話した。

 東京電力福島第1原発事故を教訓とした、原発の新規制基準施行から8日で3年を迎えた。勝野会長は、四国電力の伊方原発3号機が近く再稼働すると指摘。「複数の原発の審査が進展している」と語り、新基準での再稼働が増えることに期待を表した。また、運転開始から40年を超えた関西電力高浜原発1、2号機の運転延長が認可されたことにも触れ、老朽原発も一定の活用が進むとの見通しを語った。

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