三菱自動車は22日、燃費不正問題の影響で軽自動車の生産を一時停止し、7月に再開した水島製作所(岡山県倉敷市)の従業員約160人を日産自動車の子会社の工場に派遣することを明らかにした。期間は8月から1年間で、日産側の要請に応じた。
日産によると、派遣先は福岡県苅田町にある工場。今夏から北米向けの大型スポーツ用多目的車(SUV)の生産を始めるのに伴い不足する人員を補う。
水島製作所では、軽自動車「eKワゴン」「eKスペース」と、日産向けの「デイズ」「デイズルークス」などを生産している。この4車種には約1300人の従業員が携わっているが、生産を再開したばかりでフル稼働には至っていないため、余剰人員を解消する狙いがある。
このほか、三菱自動車の子会社の部品メーカー「水菱プラスチック」からも、従業員15人を8月から日産の追浜工場(神奈川県横須賀市)へ半年間、派遣するという。